国家試験等の資格取得に向けた支援活動について
電気電子工学科では以下のような国家試験等の資格取得に関した支援を行っています。
1.在学中に必要な科目を履修して単位を修得し、卒業後に申請することで取得できるもの (科目認定校取得済み)
■第二種電気工事士
今年度より、いくつかの関連科目を新設し、その他科目も合わせ所定の科目をすべて取得すれば、本資格の筆記試験が免除されるようになりました。
(新設)電気計測、送配電工学、施設管理電気法規、電気機器設計及び製図
(既設)電気回路1、電気機器工学1、電気電子材料
■無線従事者
無線従事者とは、電波法に定める無線設備の操作又はその監督を行う者であって、総務大臣の免許を受けたものをいう。電波を送出する通信業界や放送業界では必須の資格。総務省所管。
- ・第一級陸上特殊無線技士・・・平成28年度末時点で246名の実績あり
- ・第三級海上特殊無線技士・・・平成28年度末時点で299名の実績あり
2.在学中に集中講義を受けて受験し、それに合格することで取得できるもの
■情報処理技術者試験
情報処理技術者試験とは、日本の国家試験である。情報処理に関して必要な知識および技術についておこなう能力認定試験である。経済産業省所管。
・ITパスポート
秋期試験(10月)に向けて、外部講師による集中講義を9月上旬に5日間計画しています。
・基本情報技術者試験
春期試験(4月)に向けて、外部講師による集中講義を3月下旬に5日間計画しています。
■電気通信主任技術者試験
電気通信主任技術者とは、事業用電気通信設備の工事、維持及び運用に関する事項を監督させるため、電気 通信事業者によって選任された者である。電気通信主任技術者は、電気通信主任技術者資格者証の交付を受けた者のうちから、これを選任しなければならない。 電気通信設備の工事、維持および運用を行う者に必要となる資格である。総務省所管。
- ・伝送交換主任技術者
- ・線路主任技術者
上記試験科目の基礎科目である「電気通信システム」の認定校に認定
■電気通信設備工事担任者試験
電気通信設備工事担任者とは、公衆回線やCATVの通信回線に接続する端末設備の接続及び配線工事を行い、または監督するための国家資格である。総務省所管。端末設備などを電気通信事業者のネットワークに接続しようとするとき求められる資格である。
- ・AI 一種、二種、三種
- ・DD一種、二種、三種
- ・AI・DD総合種
上記試験科目の基礎科目である「電気通信技術の基礎」の認定校に認定。
平成29年11月26日の「AI・DD総合種」試験に向けて、外部講師による集中講義を平成29年8月28日と8月29日の2日間開講し、21名の参加者がおりました。